
和歌山県西牟婁郡白浜町にある、
運営民営化された南紀白浜空港が
さっそく動き出しています。
2019年10月27日から
一部機材が大型化されます。
一日3便(羽田ー白浜)あるうちの、
朝:JAL213ーJAL212
夕:JAL219ーJAL2218
がそれぞれ、165席の
ボーイング737-800になります。
日中のJAL215ーJAL214は、
2018年3月すでにエンブラエル170から同190となり、
76席から95席へと大型化されています。
人口減少、進む地方の過疎化の中で、
地方空港としてはなんとも手厚い対応を受けています。
それもそのはず、
和歌山県が積極的に動いていて、
IT系企業の誘致が進んでおります。
これから、ますます
白浜へ訪れる人は多くなるでしょう。
羽田ー白浜で一時間と少し。
金額も、割引運賃によっては、
羽田ー関空よりも安い、あるいは同等。
時間的な面で言えば、
大阪ー白浜よりも近いことになります。
今後の課題としては、
ビジネス、観光ともに日帰り客を
宿泊にどう持っていくか?
現状、和歌山市中心部から白浜まで、
車で1時間半くらい。
外国人旅行者もレンタカーでの
日帰り旅行が多くなっています。
その分、和歌山市中心部の
宿泊が増えている側面もあります。
高速道路は複線化が進めば、
さらに日帰りの動きは加速する可能性があります。
飛行機も便利になればなるほど、
地元で手を打たなければ、
日帰りの動きも出てきます。
和歌山県が、ワーケーションを促進しています。
ワーキングと、バケーションの造語です。
なので、仕事で東京ー大阪を
日帰りで行き来するようにはならないと思いますが、
人の動きが加速しているのは確かです。