シェアリグサービス も規制 の目次
シェアリグサービス でも住宅宿泊事業の届出が必要に
住宅、空家の活用方法として、
民泊以外に利用していた方もいらっしゃると思います。
スペースマーケットというサイトに代表されるような、
時間貸しのシェアリグサービスも、
住宅宿泊事業法の規制の対象ですので、
旅館業法の許可(ホテル・旅館・簡易宿泊所)
あるいは住宅宿泊事業法の届出をしないと、
同サイトでも掲載できなくなるようです。
参考:ホスト規約改定のお知らせ
現時点(2018-05-23)のホスト規約ですと、
「宿泊サービスを伴うプランの掲載を希望するホストは」
ということです。
「宿泊者のいる部屋を含め施設の
衛生上の維持管理責任が営業者にあると社会通念上認められる場合」、
【引用:住宅宿泊事業法施行要領(ガイドライン)】
日帰り(日付を超えるかどうか問わず)、
宿泊日に参入されるから注意が必要です。
ビジネスホテルなどでも、
デイユースと言われたりしておりますが、
民泊においてもデイユースでの集客は可能で、
デイユースも一泊扱いになるとか。
ですからもともと、
営業日数制限のある民泊新法です。
時間貸しはあくまでも
宿泊者がいない場合の応急措置的な要素です。
一棟のビジネスホテルなどと違い、
昼間はデイユースで貸して、
貸し終えたら、宿泊用にオープンさせる、
ということも時間的に、人員的に、
個人で運営されている方には難しいものがありましたから。
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和歌山でも戸建民泊は簡易宿泊所にするべき理由とは?
時間貸し(デイユース)も
一泊扱いになるので、
民泊においては、
よほど宿泊予約が入らないとか、
時間貸しでもある程度の金額で貸せる、
などの理由がないとメリットがありません。
簡易宿泊所の許可が取れれば、
宿泊ともに営業日数に制約はなくなります。
時間貸しも効果的に活用できるようになります。
どうやって活用するかは、
ホームパーティや、
体験イベント会場
地元の会合などです。
とくに庭がある住宅ですと、
BBQや花火ができます。
これまでは、「誰かメンバーの家」
だったのが、これからは、
民泊施設を使ってホームパーティ
の時代になります。
後片付けも、みんなで平等に分担しやすいですし。
みんなが帰った後、
1人で後片付け・・・
とか、
みんなが来る前に大掃除や、
料理の支度などする必要がなくなります。
ホストとしても、
ホームパーティの利用が増えれば、
いずれは地元の人であっても、
宿泊の需要に変化が見込めます。
ホームパーティで話がはずみ、
お酒もすすめば、
まだまだ話し込みたくなる、
もっともっと飲みたくなる。
そして、宿泊したくなる・・・
というサイクルが生まれる可能性もあります。
それよりも、地域への貢献という意味でも、
外国人旅行者との交流含め、
地域を巻き込んだ活動、営業ができることが、
運営意欲にもなります。
簡易宿泊所の許可取得し、
時間貸しも積極的に取り組まれてはいかがでしょうか。
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2018-05-19 タイトルや本文一部修正
2018-05-23 追記